2007年03月16日

社員

 
3月15日に社員の上田夫妻と食事をしました。

 
奥さんの清美ちゃんが3月誕生日だったこともあり、よく行くイタリアン゛イザーレ・シュー”へ。
誕生日なのでシャンパンで乾杯をし、冷たいカッペリーニからスタート。
いつも美味しい料理を用意してくれるシェフのシューさん、ソムリエの太郎くん、ありがとう。
ワインもベストセレクションなもの二本ほど飲み、実に楽しい食事となりました。
 
 
この上田と言う社員、実は゛出戻り社員”なんです。
昔、一度辞めた社員なんです。
話はもう10年前、昇家の初期の初期の頃までさかのぼります。
まだ、勿論一軒で有限会社でもない頃に彼は昇家にきてくれました。
 
 
若い頃から和食を経験した非常に腕の良い若者でした。
一緒に汗をかき、いつも店が終わって酒を飲み、こうなりたい!こうなるんだ!と毎日夢を語っていた
創業メンバーの一人でした。
私は彼に仕事を教えていき、彼も仕事を覚えた頃の出来事でした…
 
 
他の若い子が風邪を引いているのに、休んだ(勿論彼の休みの日です)上田を私は叱り付けました。
当時、今よりまだまだ短気な私は上手に叱ることができません…
烈火の如く怒りました… 今思えば怒り方もあるだろうにと思います。
気持ちを大事にしていたつもりでしたから、休みとはいえ自分の意思で出てきてほしかったんです…
 
 
今思えば、当時私自身も求めるばかりで相手を思いやる気持ちもなかったのだと思います。
気持ちを押し付けるばかりで、相手の話を聞こうともせず…
それがきっかけで、彼は去っていきました…
すごい、淋しかったこと悔しかったこと思い出します。
 
 
話は去年の9月のある日。
本部の私宛に一通の手紙が届きました。
差出人は上田伸二と書いてありました。
中を開けると ゛お元気ですか?” と言う手紙と ゛もしよろしければ一度連絡いただけませんか?”と
連絡先が書いてありました。
 

すぐに書いてある連絡先に連絡をしました。
  ゛もしもし" 聞こえてきたのは懐かしい声でした…
゛一度会いたい”と言うことだったので、゛じゃ本部で”ということになりました。
何年ぶりに見る上田は随分太って、何か照れくさそうです。
彼もこの間いろいろ苦労したのだと思います。

 
お互いにその後の話を沢山話しました。
そして私が聞きました、      ゛今何やってるの?” って。
彼は派遣の仕事でパチンコの台作ってますと言いました…
 

             え?
 
和食上がりの腕の良い職人だった上田、あんなに料理が好きだった上田、お前が派遣の仕事?
悲しくて、悲しくてたまりませんでした…
 

 ゛何故、生きるために仕事するの?”
 

 ゛お前が本当に好きなことは何?”
 

 ゛何故、好きなことで生きていこうと思わないの?”
 

そう思いました。
 
 
そして、わたしからこう切り出しました。
 

゛また、一緒にやるか?”
 
 
一瞬の絶句の後、彼は泣いていました…
私も泣いていました…
4階本部で男二人、泣きました。

 
今また一緒に働いています。とても良い顔しています。
新たに結婚もし、新居もかまえ夫婦二人で頑張っています。

 
若い時分は衝突もあると思います。
仕事を変えたい、変わりたいと思うことも一度や二度じゃないと思います。
でも、そこで思います。
どんな状況でも置かれた状況で頑張れないやつはダメじゃないかって、
今、輝けない、輝こうと思ってないやつはどこにいっても輝けないんじゃないかって。
 
 
好きなことを仕事にできることは幸せなことです。
私は焼肉が大好きです。焼肉ラブです。
そして、それ以上に人、人間が大好きです。人間万歳です。
 
 
 
皆、好きな人と一緒に仕事しようよ!

 

教訓
 
 
外に出て初めてわかる中の良さ

 
 
                                                    田中昇在

投稿者 shoya-admin | 2007.03.16コメント(0)

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