2007年03月27日
現場
3月26日の月曜日、泉の現場のお手伝いしました。
手伝いとはいえ、私が何をすると言う訳でもなく、料理主任が公休日だったのでその休みの日の
体制を泉店肉場二番手 ゛酔うとビールの舞いを踊る男” 石田拓が自分達でどう切り盛りするかの
OJTがメインです。
勿論二番手とは言え、ピーク時以外は良い仕事してくれています。
いや、本人はピークでも大丈夫と思っていると思います。
しかし、このやり方は昇家の伝統みたいなものなんです。
私達の営業は例え土砂降りの月曜でもドカ雪の火曜でも営業を捨てる事などありえません。
いつ、なんどきご来店のお客様に対してもいつもと同じ真剣勝負、全力投球あるのみです。
だから責任者の休みの時の体制にいつも以上の気を配るのです。
今更ではありますが…
焼肉店と言う商いは非常に ゛心”、゛気持ち”が大事な商いであります。
他の飲食店が心や気持ちが必要ないと言う意味では決してありません。勿論大事だと思います。
しかしそれよりも焼肉店とお寿司屋さんは作り手の゛心”、゛気持ち”が大事に思えてなりません。
私は常々焼肉屋と寿司屋は共通項が沢山あると思っています。
自分が寿司が好きだと言うひいき目はぬきにしても…
共に生鮮食品を扱うところ、共に生の素材を扱うところ等々…
魚も肉も握りもカットもシンプルだからこそ、奥が深いし難しいし…
作り手の人となりが料理に見えるそんな商いだと思っています。
ともに簡単ではなく、いつまでも答えのない仕事だとも思っています。
前にも述べましたが…
人と人の付き合いにおいて大事な事は必ずしも時間ではありません。
もっとも大事な事は当然密度であります。
どれくらい深くその人と付き合うかだと思っています。
しかし、それがこと仕事、特に私たちの仕事焼肉店の作業においては一定の時間は必要なのです。
私たちの仕事に近道はありません。
かけ足はあっても、近道などありえません。
それは何故か?
昇家には必ず一店舗社員4人います。
4人必要だから4人いるのです。
私たちのお店はお客様から5000円以上いただくお店であります。
高級レストランとまでは言いませんが、充分に重い金額を頂くわけです。
そんなお店のスタッフが素人で付け焼刃だとしたら、どうですか?
回る寿司屋ではないお寿司屋さんに行って、板前さんが素人同然、魚のこともあまり知らず
周りのスタッフも全員アルバイト…
そこに美味しい料理は存在しますか?そこに大事な心や気持ちが見えますか?
アルバイトや素人でできるシステムは素晴しいと思います。それまで否定するつもりはありません。
でも焼肉屋はだめなんです。だめだと思うんです。
私達は心の底からこう思っています。
いつも皆様の ゛マイ焼肉店” でありたい
゛ 今日も美味しかった、また来るよ ”を沢山聞きたい。
本気で思っているからこそ仕事にかける時間、段階は必要だと思っているのです。
最近良く他の飲食店の募集広告で目にします。
“君も入社○ヶ月 店長、入社○ヶ月で料理長、幹部になれます”
スピードと引き換えに何か大事なもの失くしてないかな?と思ってしまいます。
私たちのやり方は非常に時間がかかります。
ともすると不器用で今の時流と反比例しているのかもしれません。
やっぱり人と出会って人を好きになってその好きな人と仕事がしたいんです。
そしてこの素晴しい焼肉と言う仕事を愛して一生の仕事にしてほしい、
時間がかかるのではなく、時間をかけるんです。
大事な事は良い店を作ることだから…
良い店は良い人が作ると信じてるから…
教訓
何が大事か見失わない強さが大事だ!
田中昇在
投稿者 shoya-admin | 2007.03.27|コメント(0)
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