2007年08月18日

粗相

 
お金を頂く以上絶対にあってはならないことです。

 
 
正々堂での出来事です…
VIPルームに7名様での御会食、宴たけなわの頃であったと思います。
追加のビールを運んだ際、お客様が空き皿を渡してくださいました。
それを取ろうとした、パートナーが片手のトレーのバランスを崩してしまい…
 
 
生ビールをお客様の服とバッグにかけてしまいました、
その場は大切な接待の場であったと、後に聞きました…
当然、そのパートナーの子もすぐにお詫び申し上げ、社員が対応に上がりました。
取り急ぎ、おしぼりを渡し、すぐにクリーニングの手配をと…
 
 
゛今日は大事な接待だから ”、と明日改めて連絡をと言う事になりました。
明けて、翌日、  肉屋に行っていた私は営業会議に途中参加、
すると 何だか重いムード、 聞けば前日の正々堂での前述の大粗相…
これは一大事だと 急いで正々堂の店長にお客様へ まず電話しようと 会議中断、
 
 
そして、改めてお詫びとクリーニングに服とバッグをお預かりしようと、
部長と、正々堂店長ガンス、泉店長修士の三人で先方の会社へと急ぎました、
本部で待つこと 約一時間、三人が帰ってきました、
何とか、お詫びは聞き入れていただき、服はご自分でクリーニングされると有難いお言葉、
 
 
しかし、バッグだけは新品と取り替えていただきたいとの事、
当然ですよね、食事に来て、それも大事な接待の場で服やバッグ汚されるなんて…
誰も想像しないし、自分のお気に入りのお店でされたぶんでけショックも大きいし…
聞けば、昇家の一軒目から支えてくださる大切な大事なお客様です。
 
 
バッグは大阪のヒルトン内のエルメスで買った新作のバッグでした、
急いで連絡を取り、同じバッグがあるか調べます。
私はすでに大阪へ飛んでいくつもりでした、
しかし、同じバッグはもうありませんとの返事…
 
 
型番を聞き名古屋で調べると同じのがひとつだけありました。
とりあえず、押さえてもらい すぐに走ります。
私達を最初から支えて、応援してくださる大切なお客様です。
その方達がいてこそ、今が、これからがあるんです、
 
 
急いで走り、何とか手に入れ、新品のバッグを届けにあがりました。
今までも、いくつかあったんです、 粗相や大失敗…
そのつど 学んだのは迅速な対応こそ誠実な対応だと言うことでした。
今回もできるだけ早く対応しよう、 そればかり考えました。
 
 
勿論、バッグを届けたから許していただけるなど、思うよしもありません…
創業時から支えてくださる、その方の大切な接待を混乱させてしまったこと、
楽しいはずの食事の席を不快な席にしてしまったこと、
後悔ばかりですし、お詫びのしようもありません。
 
 
お客様からお金を頂く以上、そこにはアルバイトも社員も関係ありません、
そこに存在するのは、昇家のスタッフであると言う事実だけです。
その中の一人がお客様へ大変失礼な粗相をはたらいてしまった…
その時に ゛お客様大変申し訳ありません、すぐに上のもの呼んでまいります”
 
 
これも 間違いではないのかもしれません…
しかし、飲食店と言うのは最終的には必ず一対一、マンツーマンです、
オーダーをされる人、受ける人、  オーダーを届ける人、受け取る人、
何百人居たとしても、最後の最後は ゛個” のはずです、
 
 
で、あるならば
有事の際には、まず ゛個” が そのお相手に対して誠心誠意お詫びをする、
当事者が心からお詫びをし、その後すぐに上司が状態を把握し対応する、
そうでなければ、誰を呼んでも意味はないし、火に油をそそぐことにもなりかねません、
 
 
勿論、お店である以上 連帯責任であることは間違いありません、
しかし 一番大事な事はミスを犯してしまった当事者の気持ちが、心が、
相手に見えるかどうか、だと思います。
お店で起きることの全てを社員や会社が解決する、それが当たり前だと思ってほしくない、
 
 
仲間の為に、一緒に頭を下げ、仲間の為に一緒に謝る、
こんなことは当然であるし、普通の行為であるとも思っています。
しかしながら、それらの行為の全てがその仲間の誠心誠意さや、一生懸命さ、必死さによって
自然発生的に起きる行動であると言う事を改めて認識してほしい、
 
 
今回は大切な接待の場に私たちのお店をお選びくださったにもかかわらず、
散々なお席にしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
二度とこのような事が起きぬよう、トレーの練習は勿論ですが、私たちが一番大事にしている、
心、気持ちの部分をまた改めて見直したいと思います。
 
 

 
お詫びにお伺いしたにもかかわらず
 
 沢山の温かいお言葉、本当にありがとうございます。
 
 


  
教訓
 
 
 
 
  失敗を失敗で終わらせるな!

 
 
 
                                                 田中昇在
 
 

投稿者 shoya-admin | 2007.08.18コメント(1)

コメント

私は、四、五年前から昇家ファンで何度も利用させてもらっております、一人のビジネスマンです。突然の投稿をお許し下さい。中でも三蔵店と、正々堂によくいくのですが、トイレにある社長の言葉を聞き、足元にも及びませんが是非アドバイスお近づきになれたらと・・・。実は23歳の頃に企業し、もう五年が過ぎようとしています。若い頃からとにかく焼肉が好きでいつか自分の店をと・・・現在のビジネスは全く飲食とは違いますが、お客様相手の商売ではあります。いつか自分の店をとの夢を叶える為18から21歳まで飲食で働いていた事もありましたが、お金を貯める為飲食業界から一時離れ営業職に転職したんです。ただ夢を叶える為の遠回りと考えようやくお店を出せる余裕ができたので、こんな店(昇家)ができたらとかんがえております。予定では尾張地区での開店を考えております。是非お話ができればと

投稿者 ニクシー|2007年08月20日 19:32

コメントして下さい




ログイン情報を記憶しますか?

(スタイル用のHTMLタグが使えます)