2008年05月20日
弱い心
何事においても一番の大敵は弱い心だ!
週末のある日、朝 本部長の山本が私に、
゛オーナー、昨日 正々堂の社員が一人出勤してこなかったんですけど…”
その社員とは大学卒業して新入社員で入って3年目、
九州から単身名古屋で一人暮らしで頑張っていた九州男児。
そんな頑張りやさんのあいつが…
゛何かあったの?” と、私…
すると、どうやらここの所ミスが続き随分自分自身を追い込んでいた、と言います。
その前日の営業中にも、ミスしてしまい張り詰めた風船が破れてしまう、かのように
あくる日の朝、九州行きの電車に飛び乗った、と言うのです。
朝、出勤してこないので、おかしいと思い店長が実家に電話をしたそうです。
携帯がつながらないので…
この時の朝の正々堂の皆の気持ち、私自身痛いほど良くわかります。
私自身もこれまで沢山、その気持ち味わってきましたから…
朝、出勤しない、
゛な~んだ、遅刻か、朝飯おごり決まりだね!”
なんて、会話からだんだんと時間がたつにつれ、
゛携帯がつながらない、おかしいなぁ…”
ここあたりから、皆の顔も気持ちも沈んで行きます…
営業の時間に差し掛かると、まるでお通夜のようにへこみます…
それは、本当の家族より一緒にいる時間の長い仲間、家族の事だからです。
゛何で、何も言ってくれなかったんだろう…”
その事ばっかりが、営業中も頭から離れないことでしょう…
その夜、本人から電話があったそうです、
゛今、九州です、迷惑かけてすいません、明日の朝一番で帰ります” と…
前もって店長が実家に電話を入れたことから、
ご家族の方たちも事のいきさつを知っていました。
逃げるように帰ってきた彼を一喝してくれたようです。
改めて、本当の意味での子供思いの素晴しい家族だと思いました。
そして翌日、本部長の山本と話をしました。
私といえば、まずは直属の上司の店長の話を聞いておきたかったので、
それまでは、彼に会うことはしませんでした。
本部長の話によると、自分自身で抱え込みすぎてパンクしてしまった、との事でした。
私はこう考えます、
私達の仕事はゲームで言うと、野球と良く似ている、と…
ピッチャーが打たれても、終盤バッターが打ち返して勝つ試合もあります、
反面、9回の裏にサードがエラーしてさよなら負けしてしまう、そんなつらい試合もあります。
それが、どんな試合であれ試合が終わればゲームセットです、
同じ試合は二度とできません…
エラーしてしまったサードは、悔しいと思うし皆に申し訳ないと思う事でしょう、
勿論、ゲームが終われば誰も責めることはありません、ゲームはチームでするものですから、
但し、心情として、そのサードは自分自身を責める事でしょう…
そして、その試合終了後、次の日と練習をするのだと思います。
次の試合で挽回したいから…
でも、次の試合でまた活躍できなかったり、エラーしてしまったり…
それでも、また残ってノックを受けたり練習したり、
その繰り返し、
つまり、前向きの繰り返しなんです。
そのサードが皆に申し訳ないと思い、次の試合のグランドに来なかったら、どうでしょう…
皆が試合ができません…
試合に出たくても出れません…
後ろ向きは結果として、一番大きな迷惑をかけることになる、
弱い心に負けてしまうと…
私は彼にこう言いました、
゛今回は少しだけ皆を思う愛と、
少しだけ自分自身に勝つ勇気、
愛と勇気が足りなかったなぁ、
まだまだ昇家マン半人前だなぁ、
明日、反省文提出!”
その反省文は3ページビッシリ自分自身の気持ちが書き綴ってありました。
何か、突き抜けたような、スッキリさえしたような、そんな文面でした。
これを機に彼自身がもうひとつ成長できれば、
振り返ったときに意味のある一日になることでしょう…
ほら、良く言うでしょ
゛過去と人は変えられないが、
自分と未来は変えられる。
自分が変われば、未来が変わり
未来が変われば、人が変わる” って…
教訓
雨降って地固まる!
田中昇在
投稿者 shoya-admin | 2008.05.20|コメント(0)
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